はい!どうも早島です!今回はアニメ演出でよく使われる「集中流背」のチュートリアルです。
集中流背とは?
集中流背とはアニメや特撮などで多く使われる演出でスピード感や勢いを出すイメージ背景の一つです。流背とほとんど使用用途は同じですがこちらは力の方向が正面または手前に向かっています。そのため、モノにフォーカスした演出や感情、気迫などをカメラに向かって勢いのある表現で演出することができるようになっています。
では、作り方いってみましょう!
集中流背の作り方
今回も使用ソフトは「Adobe Aftereffects」になります。前回の「【AE初心者用】流れる線の背景(流背の作り方)」と作り方は途中まで作り方は全く一緒です。
調整レイヤーを一つ作り一番上に配置。エフェクト>ディストーションの「極座標」を適用します。
変換の種類のプルダウンを「長方形から極線へ」と変更し、補完の値を100にします。
さらにエフェクト>ディストーションの「トランスフォーム」を適用し、スケールをいい感じのところまで拡大します。
最後に前回同様、新規調整レイヤーを作成してエフェクト>時間の「ポスタリゼーション時間」を適用してコマ落としします。今回も値を12にしました。
それぞれのレイヤーのフラクタルノイズの縦横比や、コントラストなどを変えることによって線の数や密度などを変えることができるので自分好みになるように調整してみてください。
最後に作った調整レイヤーを一時的に非表示にするとイメージがつかみやすいと思います。
以上で完成です。おつかれさまでした。
まとめ
いかがでしたでしょうか、「集中流背」のチュートリアル。今回は前回のイメ背「流背」の作り方のチュートリアルの応用編みたいな感じでした。こんな感じでチュートリアルをただでこなすだけでなく、しっかりと理解して取り組めば応用も自分のオリジナルのエフェクト構造も作れてくると思います。
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